バイタルサインって？ - 自分のカラダ

バイタルサイン（Vital Signs）は、人体の基本的で生理的な機能を評価する主要な指標。健康状態や身体の機能に関する重要な情報を提供し、医療現場や健康評価において広く使用されている。個人の健康状態を評価する上で非常に重要で、以下の５つの主要な要素で構成されている。

　体温は体内の熱の量を示し、通常は摂氏（℃）で測定される。健康な成人の通

常の体温は約36.5〜37.5℃となる。

心臓が1分間に打つ拍動の数を示し、通常は心拍数（心拍数/分）として測定される。健康な成人の通常の心拍数は約60〜100拍/分となる。

　呼吸数は1分間に行われる呼吸の回数を示し、通常は呼吸数（呼吸数/分）として測定される。健康な成人の通常の呼吸数は約12〜20回/分となる。

血圧は血液が動脈壁にかかる圧力を示し、通常はミリメートル水銀柱（mmHg）で表され、収縮期血圧（最高血圧）と拡張期血圧（最低血圧）の2つの数値で示され、例えば、120/80 mmHgと表す。

　　声をかける、刺激をする、痛み刺激を与える、という順で行い反応をみる。医療現場では、一般的にJCS(ジャパン・コーマ・スケール)やGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)が使用されている。

・酸素飽和度(SpO2-Oxyren Sateratuony)

　血液中のヘモグロビンが酵素と結合している割合を示す。通常は、パルスオキシメーターを装着し、抹消の動脈から測定される。正常な酸素飽和度は95%以上。

・尿量(urine output)

　　通常、バイタルサインには含まれないが、腎機能や水分バランスをモニタリングするために使用される。異常状態として、無尿、多尿、頻尿などがある。

これらのバイタルサインは、医療現場や緊急時の評価、一般の健康診断などで頻繁に測定され、異常が見られるときには健康状態の変化を示唆する。

まとめ

☑️バイタルサインには、体温、脈拍、呼吸数、血圧、意識レベルの５つの指標がある。

☑️その他にも、酸素飽和度や尿量などが重要な指標としてある。

☑️これらの指標は、健康状態を評価する上で非常に重要である。